当サイトでは、本当に厳選した数種類のミネラルコスメブランドしか紹介していない。多くのミネラルコスメブランドが存在するが、化粧品の中身はピンキリ。"ミネラルコスメ” だと思って使用しているファンデーションや購入を検討しているミネラルファンデーションの原料に、天然鉱物はどの程度入っているか知っているだろうか?
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ミネラルコスメと聞いて1番に想像することは・・・
ミネラルコスメは、肌に優しく、原料が天然鉱物
当サイトでは、ミネラルコスメと聞いて多くの人がイメージする『肌に優しい・原料が天然鉱物』というとてもシンプルな考え方にそってミネラルコスメを選んでいる。
肌に優しい、肌に負担が少ない化粧品の特徴とは、人工的な化学成分を含まないこと(ノンケミカルである)。天然成分だからといって色々な原料を使っていないこと。そして、メイク落としのためのクレンジングは不要で、石けんで落ちること。
・紫外線吸収剤フリー ・パラペンフリー
・界面活性剤フリー ・シリコンフリー
・ナノ粒子フリー ・人工香料フリー
・防腐剤フリー ・アルコールフリー
・化学成分だけでなく、天然由来の成分数も出来るだけ少なく
・クレンジング不要、石けんで落ちる
一般的にデパートやドラッグストアで販売されているケミカルコスメの成分を確認すると、使われている原料の数はミネラルコスメと比較して圧倒的に多い傾向にある。原料の多さは肌への刺激につながる。肌に優しいためには、様々な原料を使うのではなく、シンプルであることも大切な要素なのだ。
※人工的な化学成分の原料を含むコスメを『ケミカルコスメ』と呼ぶ
ミネラルコスメは日本国内では既定がなく、原料の1%以上天然鉱物をミネラルコスメと表示して良いことになっている。それは、本来意味するところのミネラルコスメと違うのではないだろうか。そこで、本サイトで扱うミネラルコスメの原料は以下の基準とする。
本サイトのミネラルコスメの原料基準
原料は天然成分100%。そのうち5割以上が天然鉱物。
天然成分100%。ではなく、天然鉱物100%だったらベストだと感じるかもしれない。しかし、天然鉱物の中にはそのまま成分を使うのではなく周囲をコーティングした方が肌に安心な原料もある。そのコーティングに、天然鉱物以外の天然成分を使用することがある。
天然鉱物のコーティングに天然成分を1種類使っただけで、ミネラルコスメの原料は天然鉱物100%にならないのだ。そう考えると、天然鉱物100%はほぼ不可能であり、可能だとしてもそれが安全とはいい難い。
また、例えば天然鉱物の割合を9割以上とする基準を設けると該当するブランドがほとんどなくなる。より安全なミネラルコスメブランドは、使用している原料の数が少ないので、例えば原料数が7種でそのうちの9割が天然鉱物だとすると、6.3種類以上が天然鉱物でなければいけない。
一見、5割の天然ミネラル(鉱物)は少なく感じるかもしれないが、安全でやさしいミネラルファンデーションを探していくと『天然成分100%かつ天然鉱物50%以上』が第一段階として妥当な基準だと考えた。
『天然成分100%かつ天然鉱物50%以上』に沿ったミネラルコスメの中で、天然鉱物・天然原料ともに、何が原料として使われどのような目的で加えられているのかを明らかにし、より安全でシンプルなミネラルコスメを絞り込んで当サイトでは取り上げていく。
ミネラルコスメと聞いて、クレンジング不要とは想像はしないかもしれない。しかし、クレンジングが必要なミネラルコスメは化学原料がほぼ必ず含まれていると思った方が良い。(ミネラルコスメは全てノンケミカル化粧品ではない!)
本当にシンプルで肌に優しい、天然鉱物でできたミネラルコスメを選べば必然的に、クレンジングは不要なスペックになる。手持ちの洗顔料や固形石鹸でメイクを落とすことが可能だ。クレンジングは界面活性剤が使われていることが多く、肌に与えるダメージはメイクそのもの以上に大きいのも事実だ。
ミネラルコスメのシンプルなイメージ
肌に優しく、原料が天然鉱物
基準に従いミネラルコスメの代表格、ミネラルファンデーションを絞り込んでいくと実に数が少ない。条件を満たし安全性が高かったミネラルファンデーションは現時点でわずか " 3 " ブランドのみだった。
3ブランドとは、エトヴォス・ヴァントルテ・オンリーミネラルだ。
ミネラルコスメ厳選3ブランドの特徴
- もっともシンプルで肌に優しいミネラルファンデーションは、エトヴォス(ETVOS)
- シンプルな原料に、天然保湿成分をもつシルクをプラスしたのは、ヴァントルテ(VINTORTE)
- ファンデーションのカラーバリエーションが18色もあるのは、オンリーミネラル(ONLY*MINERALS)
石けんで落ちる化粧品・ミネラルコスメの専門サイトでは、基本的に上記3つのミネラルコスメのブランドを実際に使ってみてどうだったのか?という視点からとりあげていきたいと思う。
ミネラルコスメの基本、各ブランドのミネラルファンデーションに関する記事はこちら↓