宇津木式(うづきしき)スキンケアは、化粧水・乳液・クリーム・美容液・洗顔料・クレンジングなどの基礎化粧品を一切使わないスキンケア方法です。
基礎化粧品を一切使わないで肌本来の力を取り戻す宇津木式スキンケアに必要なものをまとめました。
基礎化粧品を使わないので、必要なものもとても少ないですが、宇津木式スキンケアを成功させるために必需品を確認しておきましょう。
それぞれの必需品でおすすめのグッズも紹介しています。
宇津木式スキンケアに必要なもの【純石けん】
宇津木式スキンケアではメイク落としに石けん、その中でも純石けんを使います。
石けんと純せっけんの詳しいことについては「最もシンプルな洗顔料。純石けんとは」の記事に譲りますが
純せっけんとは石けん成分が93%以上の石けんを指しており、石けんの中でもより成分がシンプルな石けんを指します。
おすすめの純石けん
石けん成分93%以上であれば純石けんに分類されますが、
純石鹸の中でも100％の石けん素地だけでできている純石けんがおすすめです。
純石けんのミヨシ石けん
ミヨシ石けんの白い石けんは、精製度の高いハイグレードな食品用天然油脂を使用した丁寧な本釜焚き製法の純石けんです。
たっぷり含まれたうるおい成分でしっとり洗い上げる、お肌にやさしい処方です。
お肌の弱い方や敏感肌の方はもちろん、赤ちゃんからお年寄りまで安心して使用することを想定して作られています。
新鮮さにこだわった脱酸素剤入りパッケージで、"開けた時がつくりたて"です。
ミヨシ石けんの白い石けんの主原料である牛脂は国産です。
純石けんのカウブランド
牛乳石鹸の無添加せっけんは、無着色・無香料、さらに防腐剤や品質安定剤も使用していない、優しさにこだわった「無添加シリーズ」の石鹸です。
原料をとことん厳選し、デリケートなお肌の方にも使えるようにと製法にこだわった低刺激処方。
使い心地の良さも追求した高品質なシリーズ。
ゆたかな泡立ちとさっぱりした洗い上がりが特長です。
純石けん選び
純石けんは1個100円程度から購入できるのでとても安価です。
生石けんなど1,000円程度するものもありますが、純石けんという特に美容成分などを含まないシンプルな石けんでありながらお値段が異なるのは、純石けんの原料になる油脂の品質の違いと製法の違いです。あとはブランド料といったところ。
石けんは洗浄力も比較的強いため、自分に合うものを探していくといいでしょう。
宇津木式スキンケアではポイントメイクを推奨していますが、
ファンデーションが必要でフルメイクをした日などは、純石けんを泡立てネットで泡立たせてから肌に摩擦なくメイク落としをしましょう。
泡立てネットは100円均一などでも買えますが、「小久保工業所の泡だてネット」が泡立ちに時間がかからず少しの石けんで泡を作れるのでおすすめです。
200円〜300円というこちらも安価な値段ですが、100円均一のものとは使ってみると全然違うので、極力石けんの量を減らしたい宇津木式スキンケアにはもってこいです。
宇津木式スキンケアに必要なもの【ワセリン】
宇津木式スキンケアでは化粧水・乳液・美容液など保湿剤は全く使用しませんが、ワセリンだけは使用可能です。
ワセリン選び
ワセリンといえば上記の画像のような黄色がかったワセリン、商品名でいうところのヴァセリンを思い浮かべる方が多いと思います。
宇津木式スキンケアでは「白色ワセリン」を使いましょう。
「白色ワセリン」は純度の高いワセリンで、肌により低刺激なワセリンとなります。
また、ワセリンの多くはボックスタイプとチューブタイプから選ぶことができますが、
チューブタイプのワセリンは外出時でも清潔・手軽に使えるのでオススメです。
ボックスタイプは手で取る場合にはどうしてもワセリン表面が汚れがちになってしまいます。
暫く使っていない白色ワセリンのボックスタイプが手元にある場合は、表面を全て取り払って新しい面を使いましょう。
ボックスタイプを使う場合は、手でワセリンを直接とるのではなく綿棒やスティックを使うことを推奨しています。
ただ綿棒の使い捨ても勿体無いですし、スティックもまた清潔に保管しておくのも面倒なので、やはりチューブが便利です。
ワセリンを使用する際に大事なこと2点
- 清潔な状態で使うこと
- 白いワセリンを選ぶこと
おすすめのワセリン
宇津木式スキンケアを実践する上でおすすめの白色ワセリンは2つ。
基本のチューブ型白色ワセリン
白色ワセリンおすすめの１つ目は、大洋製薬がだしている白色ワセリンです。
酸処理を行わない精製法により不純物を除去したワセリン。
刺激が少なく肌に優しいワセリンです。
敏感肌におすすめの白色ワセリン
白色ワセリンおすすめの２つ目は、日興リカがだしている白色ワセリンです。
白色ワセリンの中でも高品質とされるのがサンホワイト。
不純物を含むワセリンは太陽光（紫外線）の影響で黄色く酸化し、肌の上でかゆみやかぶれの原因となってしまうため
不純物の徹底した白色ワセリンがサンホワイト。
敏感肌の場合
どちらのワセリンも白色ワセリンで純度が高く肌に優しいのですが、乾燥・敏感の度合いが強い方はサンホワイト
サンホワイトは白色ワセリンの中でも、純度が高いため紫外線に長時間当たってもワセリンが酸化しにくいのが特徴です。
宇津木式スキンケアに必要なもの【化粧品】
宇津木式スキンケアではクレンジングを使わないので、石けんで落とせる化粧品が必要です。
純石けんや白色ワセリンについてはすぐに用意することができるアイテムですが、化粧品はこだわりのものがある場合も多いでしょう。
ここでは敏感肌の筆者が、宇津木式スキンケアをしながら使っているメイクアップアイテムを紹介します。
石けんで落ちる化粧品
一般的な化粧品はクレンジングが必要になりますが
ミネラルコスメの多くは石けんで落とすことができます。
ただ、ミネラルコスメと一言でいっても低刺激とはいえないものだったり、クレンジングが必要なものものあります。
宇津木式スキンケアを2013年から続けている中で、最も重宝しているミネラルコスメブランドが「etvos(エトヴォス)
」です。
敏感肌の筆者でも使うことができて、発色も良いです。
お化粧品に使われている原材料も極力シンプルになっており、宇津木式スキンケアであれば「ルースファンデーション」を使ってみると良いでしょう。
もちろん、ポイントメイクもあります。
マスカラはお湯で落ちますし、アイメイクも石けんでオフが可能です。
etvos(エトヴォス)製品は全て石けんで落ちるため、「これ石けんで落ちるかな？」という確認が不要です。
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宇津木式スキンケアをしながら使えるおすすめの化粧品
etvos(エトヴォス)では一人一回だけ購入できるお得な「初回限定セット」があります。
ファンデーション・下地・ブラシが目玉商品です。
スキンケア商品のサンプルも入っており、これは宇津木式スキンケア実践者にとっては不要なものなので
スキンケア商品のサンプルが入っていると使ってしまいそうという場合には、初回限定セットではなく単品購入をお勧めします。
ただ、初回限定セットには通常価格2,200円のカキブラシが入っているので、スキンケアサンプルを使わなくともお得なセットになっています。
まとめ
宇津木式スキンケアに必要なものはたったこれだけです。
- 純石けん
- 白色ワセリン
- 石けんで落ちる化粧品
やろうと思った時がその時！
筆者も宇津木式スキンケアの書籍に本屋で出会い、すぐにはじめました。
今まで使ってきた基礎化粧品を手放すのは怖いと思います。
でも、スキンケアの時間も短くなるし、基礎化粧品に迷うこともない。
基礎化粧品を買う費用が浮くようになり、コスメはミネラルコスメで楽しむことができる。
それでいて肌が綺麗になる。
宇津木式スキンケアに肌が慣れるまで少し時間がかかりますが、慣れたらとっても楽で快適なスキンケア方法です。
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