宇津木式スキンケアのやり方について詳しくまとめた記事です。
宇津木式(うづきしき)スキンケアは基礎化粧品を一切使わないスキンケア方法です。
当たり前のように使っている化粧水・乳液・クリーム・美容液を使いません。
そして、洗顔料やクレンジングも使いません。
それが宇津木式スキンケアです。
肌断食とも呼ばれたりしますが、実は少し違います。
お肌に何もしない。
とてもシンプルなスキンケア方法ですが、実践する上ではポイントがありますので
宇津木式スキンケアの基本のやり方についてしっかりと確認しておきましょう！
宇津木式スキンケアをこれから始める方も
今実践中であってもう一度宇津木式スキンケアの基本を見直したい方も
この記事では宇津木式スキンケアのやり方の基本の基本を書いておりますので立ち返る時などにも参考になると思います。
宇津木式スキンケアのやり方【7つのポイント】
では早速、化粧水・乳液・クリーム・美容液・洗顔料・クレンジングなどの一切の基礎化粧品を使わないスキンケア方法「宇津木式スキンケア」のやり方についてです。
宇津木式スキンケアのやり方には7つのポイントがあります。
- 基礎化粧品は一切使わない
- 肌の保湿はワセリン
- 洗顔の基本はぬるま湯洗顔
- ポイントメイク程度は良しとする
- メイク落としは純石けん
- 使うなら石けんで落ちるコスメ
- 15分程度なら日焼け止めはつけない
宇津木式スキンケアのやり方はこの7点に凝縮されるといっても過言ではありません。
さまざまな基礎化粧品を使うことで、お肌を綺麗に保とうと努力するのがごく一般的な美容方法だと思います。
宇津木式スキンケアはその真逆に方法で、肌の本当の力を引き出していきます。
1つ1つのポイントについて、理由も含めて詳しく確認していきましょう。
1.基礎化粧品は一切使わない
基礎化粧品を一切使わないのが宇津木式スキンケアの一番の特徴。
化粧
水乳液
クリーム
美容液
クレンジング
洗顔料
肌につけるものは一切つかいません。
なぜ基礎化粧品を使わないのか？
宇津木式スキンケアでは基礎化粧品を使わないべきという方針に様々な理由があるとしていますが、
化粧水・乳液・美容液の大部分は一見皮膚に浸透させているように見せているだけというのが大きな理由です。
もし、本当に化粧水が充分に肌へ吸収されていれば、毎日毎日洗顔後や入浴後に焦って化粧水をつけることもなくなるでしょう。
表面にのっているだけだからすぐに揮発してしまう。
"本当に肌に潤いを与えているわけではない" と宇津木式スキンケアでは考えます。
クレンジング・洗顔料について
化粧水だけでなく
毎日の顔を洗う洗顔料やメイク落としのクレンジングも使いません。
洗顔料やクレンジングには合成界面活性剤が使われていることが多くあります。
合成界面活性剤は自然界に存在しない油脂を落とす作用をもった化学物質です。
合成界面活性剤は、本来なら交わることのない水と油を馴染ませることができるの物質なので、油脂汚れを落とすことができます。
洗剤などで使う場合にはとても便利な一方、
合成界面活性剤の作用は強力で
「顔の脂を落としすぎて乾燥する」
「顔の脂を落としすぎて脂がさらに出る」
といった乾燥・脂性肌・ニキビなどの肌トラブルを引き起こす原因となっているんです。
肌に深刻なダメージを与える可能性が大きいと、宇津木式スキンケアでは考えています。
2. 肌の保湿はワセリンのみ
前項で宇津木式スキンケアの基本中の基本「基礎化粧品を何もつけない」ということについて触れましたが
基礎化粧品を使わないということは保湿もしないということです。
ただ、どうしてもお肌が乾燥してしまうことがあります。
そんな時に宇津木式スキンケアで唯一使える保湿剤はワセリンです。
ワセリンだけは宇津木氏が使っても良い保湿剤としてあげています。
なぜワセリン？
なぜワセリンなら宇津木式スキンケア使って良いかというと、
ワセリンは最も酸化しにくい油脂であり肌への負担が最も少ないと考えられているからです。
皮膚科の軟膏もワセリンなどで希釈されていることありますよね。
また、ワセリン肌表面を保護するもので、美容成分など様々な成分が含まれている保湿剤とは異なるものです。
それでもワセリンの量が多いと反対にお肌の乾燥を促してしまうため、
宇津木式スキンケアではワセリンの1回あたりの使用量は米粒大の最小限にとどめることが推奨されています。
推奨ワセリン
宇津木式スキンケアでおすすめされているワセリンはサンホワイトなどの白色ワセリンです。
3. 洗顔の基本はぬるま湯洗顔
宇津木式スキンケアでの洗顔は、洗顔料やクレンジングなどを使わず水またはぬるま湯の温度で洗顔をします。
水温が高いと肌が乾燥してしまうので、熱いと感じない程度のぬるま湯を使います。
最も肌負担の少ない温度は34度〜35度です。
洗顔の方法
洗顔では手で水をすくって顔にかけて洗うのが一般的ですが、この方法ですと肌への刺激が大きくなるため
宇津木式スキンケアの洗顔では
肌への刺激を最小限に留めるためにで水をすくい、手の中で顔を動かし丁寧に洗っていきます。
ぬるま湯洗顔は朝と夜に行いましょう。
4.ポイントメイク程度は良しとする
宇津木スキンケアでは、基本的にはメイクを推奨していません。
特に肌を覆うファンデーションなどを極力使わないように推奨しており、できればポイントメイクで済ませるようにとしています。
5. メイク落としは純石けん
「ファンデーションは非推奨・ポイントメイクなら必要であればOK」が基本スタンスの宇津木式スキンケア。
ポイントメイクをした場合のメイク落としは「純石けん」を使います。
純石けんは、石けんの中でもより石けん成分だけのシンプルな石けんのことです。
石けんでメイク落としをする方法
ポイントメイクを落とす際は、顔全体に純石けんで洗顔するのではなく
クレンジング料の代わりに水もしくは石けん水をつけた綿棒を使用して落とします。
それでメイク落ちるの？
クレンジング料の代わりに水もしくは石けん水をつけた綿棒でポイントメイクが落ちるのか、少し疑問に思うところですよね。
肌負担の少ない化粧品を使うという前提がある上でですが、宇津木式スキンケアでは多少のメイクは新陳代謝で落ちていくもので
それよりもクレンジング料や洗顔料など顔の皮脂や角質までもを取り去ってしまうものの方がよっぽど肌に負担があると考えています。
6. 使うなら石けんで落ちるコスメ
宇津木式スキンケアでは石けんを使ってメイク落としをします。
つまり、宇津木式スキンケアでは、洗顔料で落ちるお化粧品、つまりクレンジングのいらない化粧品しか使えません。
メイクをするにしても極力ポイントメイクのみで推奨していますが、仕事や用事などによってはファンデーションが必要な場合もあります。
ポイントメイクからファンデーションまで全て石けんで落ちるミネラルコスメであれば、宇津木式スキンケア実践中でも使うことができます。
「肌負担の少なさ」と「発色の良さ」の両方を兼ね備えているミネラルコスメ「etvos(エトヴォス)
」が特におすすめです。
ポイントメイクではなく、ファンデーションなどを塗った日は、石けんはしっかりと泡だてて極力肌摩擦のないように泡で洗うようにしましょう。
7. 15分程度の外出なら日焼け止めはつけない
宇津木式スキンケアでは日焼け止めも肌に負担だと考えます。
日焼け止めそのものの負担もそうですが、
日焼け止めを使えば洗顔料やクレンジング料が必要になってしまいます。
その点からも宇津木式スキンケアでは日焼け止めは極力使わずスーパーに行く程度の外出なら帽子や日傘などで対応しよう。その方が肌負担が少ない。というのが宇津木式スキンケアの考えです。
さて、ここまで宇津木式スキンケアのやり方をポイントごとに詳しく見てきました。
宇津木式スキンケアと似たようなスキンケア方法に、「肌断食」があります。
「宇津木式スキンケア」と「肌断食」は何が違うのでしょうか。
宇津木式スキンケアと肌断食の違い
肌断食は肌をリセットするために数日間スキンケアをしない方法を主に指します。
一方で宇津木式スキンケアは、アンチエイジング治療専門の医師・宇津木龍一氏が提唱するスキンケアをやめる方法です。
つまり、肌断食はスキンケアの休日です。
元々の断食の意味も一定期間何も食べないことを意味するように、一定期間肌に何も与えないことを「肌断食」といいます。
肌断食実践者
肌断食は美容家の佐伯チズ氏などが推奨しています。
肌断食を実践した記録としては「肌断食ースキンケア、やめました(平野卿子)」がよく知られているところです。
平野氏は美容家ではないので、実践した記録をつづっているのが肌断食の書籍。
スキンケアはダメ、害になるから何もつけずに一生ずっと肌断食。
もちろん、メイクはOK。
健康な肌のための必読書。
肌断食 スキンケア、やめました
つまり、一生肌断食となると、ほぼ宇津木式スキンケアのことです。
宇津木式スキンケアを肌断食の一種と書かれている場合もありますが、厳密には以上のような違いがあります。
宇津木式スキンケア成功の秘訣
これまで使ってきた化粧水・乳液・クリーム・美容液・洗顔料・クレンジングなどの基礎化粧品を一切使わない宇津木式スキンケア。
自分の乾燥肌、脂性肌で宇津木式スキンケアが乗り越えられるのかな？
と心配になりますよね。
宇津木式スキンケアの書籍の中では、このように書かれています。
いきなり肌に何もつけるなって言うんだから、途中で挫折したくなるだろう。
だから、まずは理論武装をしよう。
宇津木式スキンケア
提唱している宇津木氏が「途中で挫折したくなるだろう」といってしまうほど、
実際に挫折しやすい方法だと思います。
宇津木式スキンケアを2013年から開始し今まで続けてこれた筆者がいえることは
挫折しそうになったこともこれでいのか？と疑問に思ったこともあったけど
乗り越えた先にはとても楽で快適なお肌が待っていたということ。
宇津木式スキンケアを始めて良かったと思っていること。
宇津木式スキンケアは、とてもシンプルなスキンケア方法なので当記事などインターネットの情報だけでも宇津木式スキンケアは実施できます。
ただ、肌の本来の力を取り戻すには時間がかかります。
その間に
今日のくらい・・化粧水つけちゃおっかな
明日のために、パック・・・久しぶりにしたいな
という誘惑が襲ってくるでしょう。
そんな時に、『なんで基礎化粧品つけたらだめなんだっけ？』と確認できる書籍があることは強い味方です。
宇津木氏の奥様もご主人にいわれ宇津木式スキンケアを実践されましたが、以下のようなことを仰っています。
専門家がそばで応援してくれなかったら挫折しただろう。
宇津木式スキンケア
専門家がそばにいてもそのように思うのだからネット情報だけではじめると、挫折率が高くなるのはなおのことです。
宇津木式スキンケアを成功させたいなら理論武装をして挑戦することをおすすめします。
書籍のレビューには基礎化粧品をやめて宇津木式スキンケアを実践している人の口コミが投稿されています。
宇津木式スキンケアどうなの？と思っている方は書籍レビューもとても参考になると思います。
Amazonでの宇津木式スキンケア書籍レビュー
楽天市場での宇津木式スキンケア書籍レビュー
宇津木式スキンケアのやり方まとめ
基礎化粧品を一切使わない宇津木式スキンケアには7つのポイントがありました。
- 基礎化粧品は一切使わない
- 肌の保湿はワセリン
- 洗顔の基本はぬるま湯洗顔
- ポイントメイク程度は良しとする
- メイク落としは純石けん
- 使うなら石けんで落ちるコスメ
- 15分程度なら日焼け止めはつけない
保湿力の高い化粧水や美容液を使って肌ケアを頑張ったり、肌トラブルを解消しようと努めようとするのがごく一般的な美容方法です。
筆者も長年そうしてきました。
しかし、宇津木式スキンケアは真逆をいくスキンケア。
何もつけない。
良かれと思って肌にのせている基礎化粧品や洗顔料・クレンジングが反対に肌ダメージを与えているかもしれない、ということ。
もし本当に今使っている化粧水や保湿剤・美容液がお肌にいいなら、素肌が綺麗なはず。
でもずっと抱えたままの肌の悩み。
その悩みを解消して綺麗な素肌を手に入れたいなら試してみる価値のある「宇津木式スキンケア」。
高い化粧水も美容液もいらない。お金もかからないスキンケア。
1年後、3年後、5年後の自分のために！
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